不動産業者が言えないハナシ

    間違えやすい言葉や仕組み

    どの業界でも独特の言葉があると思います。
    不動産業界では法律用語も多いので、なおさら普通の人には分かりにくい状況になっています。
    以下のような事が良く聞く事項です。

    ■仮契約
      よく一般の人が「仮契約で手付金を支払った」などと言ってるのを聞きます。
      ですが、不動産取引で仮契約というのは存在しません。
      あるのは「契約」だけです。同じように「本契約」というのは決済・引渡しの事で使って
      るようですね。
      仮という言葉で解約できるような気になってしまったら問題になる場合があります。
      手付け放棄かローン条項による解約以外は違約となってしまい、多額の違約金がかかります。

    ■手付金
      申込金をもらう業者がいますが、法律には申込金というはありません。
      あくまでその業者が独自に設定しているだけです。その契約をキャンセルされないよう、請求
      しているのでしょう。
      手付金は契約時にやり取りして、契約書にもその内容が書かれています。
      賃貸契約では手付金が発生する事はほとんどありません。

    ■名義変更は容易ではない
      賃貸でも所有権でも名義変更したい、という人を良くみかけます。
      名前を変えるだけ、と思っているのでしょうが、そう簡単ではありません。
      賃貸は契約者の変更ですから、原則は新しく契約するのと同じ作業と金銭がかかります。
      所有権だったら売買・贈与・相続くらいしか原因が無いので、どれも税金がかかってきます
      し、登記費用もばかになりません。
      ローン中のものならまず無理です。
      
    ■住宅ローンは2本組めない
      場合によっては2本の住宅ローンを組む事ができます。
      転勤で戻る予定が無いとか、親の為に家を買うなどです。
      もちろん、それに見合う年収は必要です。
      対応してくれる銀行が分からない場合は、ぜひお問い合わせ下さい。

    ■その家に住まないと住宅ローンの一括返済を求められる。
      融資した銀行に無断で引っ越してしまい、元の家を賃貸に出して家賃をもらったりしたら、
      住宅ローンの一括返済を求められます。
      ですが、しょうがな事情があれば認めてくれるケースがほとんどです。
      転勤、転職、親の介護などでそのエリアに住めない状況になる時は、あらかじめ銀行に相談
      しましょう。

    ■中古物件はリフォームしてくれる訳ではない
      中古の一戸建てやマンションを見学に来る人で、賃貸感覚で畳交換やクロスの張替えをしてか
      ら引渡してもらえると思っている人がいます。
      中古物件は売主が個人の場合がほとんどなので、そういう事はまずありません。
      現況、見たままでの引渡しが普通です。

     ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

    いかがでしたか?
    特に仮契約という言葉を安易に使う方が目につきます。
    もし不動産業者がそういう言葉を使っていたら、そこには任せない方がいいです。



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不動産コンサルタント石山剛とは

      
1963年生まれ。
さいたま市内に在住すること30年。
宅地建物取引主任者。
住宅ローンアドバイザー。

さいたま市・川口市で、不動産会社や建築会社に20年近く営業として勤務。200件以上の契約を経験、その数倍の取引に関わる。
不動産会社に所属していると『完全にお客様立場にはなれない』と感じ、さいたま市・川口市専門、住宅購入に悩む人の為のコンサルタントとして活動を開始する。
趣味は居酒屋巡り、海釣り。

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     info@fudosan-saitama.com
     

 

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